本名キャンペーン
”みんなの名前コンクール”
作品審査おこなわれる
表彰は4・21阪神教育闘争記念コンサートで
<応募総数1816点>
民族教育ネットワーク本名キャンペーン実行委員会が呼びかけた”みんなの名前コンクール”に、作文298点、絵画469点、書道作品1049点、総計1816点の応募があった。
地域では、大阪市や府内の民族学級・民族クラブが設置されている小・中・高校を始め、朝鮮初中級や建国などの民族学校、また、奈良や神戸のオリニ会、広島や滋賀など多方面から。民族別では、日本人、韓国朝鮮人、中国人など。年齢では、小学校一年生の6歳から夜間中学校の88歳まで。どの作品も、すべて力作ぞろいで、”民族・本名”への関心、思いや願いがこめられたものばかりだった。 <3月28日の審査会>
作品総数が予想を上まわるものであったため、審査は二次にわたっておこなわれた。3月28日の最終審査会には、作文部門に金時鐘(詩人)・玄月(作家)・伏見泰寛(府外教)、絵画部門に森繁樹(府教委)・金石出(画家)・洪性 (画家)、書道部門に北野幸世(府教委)・金容海(民団)・文英善(総連)・鄭順子(奈良保護者会)の先生方、そして金東勲・稲富進の民族教育ネットワーク共同代表が参加された。(作文の松田香(大阪市外教)、書道の宮崎加世子(大阪市教委)両先生は事前審査に参加。)
選抜方法は、作文・絵画・書道作品の各部門毎に、小学1〜2年・3〜4年・5〜6年・中学生・高校以上の五ブロックから2〜3点の優秀作品を選び、さらに、部門毎の優秀作品3点ずつの計9点の中から”なまえ大賞”を選ぶ。 審査の先生方からは、「ジャンルの違うものの中から1点のみを選ぶのは無理があるのでは」との意見も出たが、今回については”大賞”は1点とし、各部門から2点ずつ計6点の”部門大賞”が選ばれた。 5万円相当の図書券または大阪〜ソウル往復ペア航空券という「なまえ大賞=大阪府知事賞」を始め、大阪市長賞や教育委員会賞などの部門大賞、優秀賞などは、4月21日の「阪神教育闘争54周年”本名キャンペーン”コンサート」において発表、表彰される。 <子ども・保護者・教職員・民族講師が一体となった今回のとりくみ>
応募点数の多さ、民族の多様性、地域の広がり、幅広い年齢層など、今回のとりくみにおいて”民族・本名の大切さ”を真剣に考えようとする人々の思いが顕れた。また、学校現場において、民族学級や教育課程内での、教職員・民族講師が一体となった実践の成果が発揮された。日本の学校、民族学校、さらに地域のオリニ会などの多様なとりくみの成果も示された。
この間の事務局会議や審査会で多くの人々が発言したように、今回限りのとりくみとせず、第2回、第3回と続く”キャンペーン”活動をさらに発展させていくことが、”多民族・多文化共生社会”の礎となる”民族・本名”への多くの人々の関心を高めることにつながる。 ”みんなの名前コンクール”の成果を、さらに、4月21日の”阪神教育闘争54周年記念「本名キャンペーン」コンサート”へと結実させよう。 (太田・運営委員) |